DELL Inspiron 11 3158 のメモリ増設とSSD大容量化
2016年8月4日 晴れ
5月ごろになって、大学の授業で使うための軽量かつコンパクトなパソコンはないかと思い、探して見つけたのが DELL Inspiron 11 3000 series 2 in 1 (3158) であった。
実は、これの購入を検討していた5月頃に、丁度DELLでパソコンのセールをやっており、通常8万円するこのモデルを、1万円安い7万円で購入することができるとができたため、非常に幸運であった。
4月に大学に入学してからのパソコンの授業では、前から持っている重量が約4kgで画面17.3インチの重くてやたらでっかいノートパソコンを持ち歩いており、非常に不便を感じていたのだが、これを買ってからは、その11.6インチという画面の小ささと、1410グラムという軽量さのおかげで、毎日持ち歩いても問題がなく、非常に助かっている。また、SSDとcore i3 を搭載しており、ブラウザ閲覧や Microsoft Office など、最低限のタスクは難なくこなせているように思う。
ただ、2~3か月使用しているうちに、いくつか不満な点が生じてきた。それは、SSDが128GBしかなく、アプリをたくさん入れたい筆者にとってはとても困る事態であった。また、メモリが4GBしかなく、アプリをむやみに同時起動させることができないので困っていた。
そこで、8月に入ってから夏休みが始まり、時間に余裕が出てきたので、ここでSSDとメモリの交換をしようと思いついたのだ。
早速秋葉原に向かい、メモリとSSDを手に入れにいくことにした。
メモリはCrucial製の DDR3L 8GB で、SSDはCrucial製の MX300 750GB にした。
最初にメモリを増設を行い、きちんと認識するか確認ができたら、SSDの入れ替え作業を行うことにする。
では早速分解しようか。
裏のカバーのねじ止めを外して爪楊枝でツメを慎重に外す。
ほぉ、こんな感じになっているのか。
左側中央にSSDのケース、真ん中情報にメモリがあるようだ。
まずは、メモリの交換から。
安全のために、一番下のバッテリーを外して放電を行う。
元からついていたメモリの取り外し。
取り外したやつはサムスン製の4GBのものらしい。
今度は、新しいメモリの取り付け。
爪にひっかけて押し込むという、単純な作業であった。
ここで一度、全部組みなおして電源を入れ、きちんと認識しているかをチェック。
よし、大丈夫っぽいね。
今度はSSDの交換だ。
まずは、購入したSSDに付属していたデータクローンソフトで新しいSSDにデータをコピー。
ディスク1がコピー元で、ディスク2がコピー先。
あとは、ソフトが勝手にパーティションを認識してくれるのでお任せしてコピー開始。
待つこと30分程、ディスクのクローンが終わり、きちんとクローンが作成されていることが確認できた。
今度は、再びパソコンを分解してからのSSDの入れ替え作業だ。
先ほどと同じようにカバーを外して、バッテリーを外して放電してから作業開始。
ケースとSATAケーブルと元のSSDを取り外して、新しいSSDの取り付け。
入れ替え完了!
また、全部組みなおして起動するかチェック。
おお、ちゃんと動いている。
あとは、クローン作製の際、拡張したパーティションの部分が回復領域として認識されていたので、領域の削除。
これで大丈夫だろう。
プロパティで確認。
ちゃんと空き領域になっているね。
最後に、交換前と交換後のベンチマークの結果を比べてみた。
まずは、交換前。
次に、交換後。
メモリの性能が大きく上昇しているね。
実際、交換前とくらべて処理速度が上がっているように感じた。
まとめ
今回は、新しく買ったノートパソコンの性能上の不満から、本体を分解して部品を入れ替えるという作業を行い、実際に性能の上昇を確認でき、不満の解消に至った。
今後も、パソコンを使用するにあたって問題や不具合等が生じた場合、自分で何とかすることが求められてくるだろう。今回はその時の練習にあたるものではないかと思っている。非常に簡単な作業ではあったが、ここから多くのことを学べたと思う。